©Shomei Tomatsu-INTERFACE
《片岡津代さん9》
- 制作年
- 2000年
- サイズ
- 42×29cm
- 素材
- クリスタルカラープリント
- 撮影地
- 黒崎教会・外海町
作家について
(1930年-2012年)
戦後日本を代表する写真家のひとり。岩波写真文庫をへてフリーランスとして活躍。1959年には、奈良原一高らとセルフエージェンシーVIVOを設立。1961年に長崎を取材し、土門拳らとの共著『hiroshima-nagasaki document 1961』を刊行。同書で第5回日本写真批評家協会作家賞を受賞。1972年に沖縄に移住し、沖縄の島々に東南アジアでの撮影も交えた『太陽の鉛筆』(1976年)を発表。同書で毎日芸術賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。1974年には荒木経惟、森山大道らとWORKSHOP写真学校を開校。1992年にメトロポリタン美術館にて、1996年には東京国立近代美術館フィルムセンターにて個展開催。1999年に東京都写真美術館にて回顧展「日本クロニクル」開催。2000年に「長崎マンダラ」展(長崎県立美術博物館)を開催以降、「沖縄マンダラ展」(浦添市立美術館)、「京まんだら展」(京都国立近代美術館)、「愛知曼荼羅展」(愛知県美術館)、「東京曼荼羅展」(東京都写真美術館)と、日本曼荼羅シリーズを各地で開催した。また、2004年より2007年にかけて回顧展「Skin of the Nation」が、アメリカ、ヨーロッパ各地を巡回。1998年より長崎に移住(~2010)。2009年には2度目の長崎をテーマとした回顧展「東松照明展―色相と肌触り 長崎―」(長崎県美術館)を開催した。2012年12月、那覇市にて永眠(享年82)。