SELECTIONS

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《ハエの楽園、あるいはヴァルター・ベンヤミンのポル・ボウでの最期》

制作年
1999年
サイズ
352×412㎝
素材
油彩、布、木、鉄

作品について

ドイツ系ユダヤ人の文芸評論家・思想家のヴァルター・ベンヤミン(1892-1940)が、1940年にナチスの迫害から逃れるためアメリカへの亡命を図るも、フランスと国境を接するスペインのポル・ボウという町でその望みを絶たれ、同地で自死を遂げたという出来事を題材としています。文学や芸術に通じるベンヤミンや、ホロコーストにおける人種差別や迫害、そして第二次世界大戦など、政治・社会的な要素を併せ持つ作品であり、図工・美術科に限らず国語科や社会科など様々な教科と関連づけることも可能です。

作家について

Sofia Moro/Cover/ゲッティイメージズ提供

(1937年-2018年)
画家、彫刻家、舞台美術家。生地のマドリードでジャーナリズムを学び、1958年、兵役を逃れるべくフランコ政権下のスペインを離れてパリに留学。そのまま同地に定住した。ジャーナリストを目指していたが、生活のために新聞の挿絵を描いたことをきっかけとして独学で画家となり、1960年以降、ヨーロッパ各地のグループ展や個展で発表。名画や広告、漫画からイメージを引用したり、巨匠の様式を借用したりするなどしたパロディ的表現で、当時のスペインの政治状況や、権威、慣習を批判・諷刺する作品を制作し、しばしば物議を醸した(ミロさえ批判の対象となった)。こうした作風は、1960年代フランスの新しい具象画の動向「フィギュラシオン・ナラティヴ(物語的具象)」の特徴であり、アロージョは、ジル・アイヨーらとともにこの動向の中心的人物のひとりであった。1969年からは、主にドイツ人演出家クラウス・ミヒャエル・グリューバーとの協働で、舞台美術も手がけている(『ヴァルキューレ』パリ・オペラ座、1976年他)。フランコ死去の翌年にあたる1976年に晴れて帰国が叶い、マドリードを拠点に活動した。2018年10月14日、81歳で死去。

授業案

『モチーフから考える作品世界と作家の思い』

<ねらい>
作品に描かれているモチーフから作品全体を捉え、第二次世界大戦中に起こった史実をもとに作品に描 かれた時代背景や作品情報を知り、作家が表現したかったことは何かを考える。そこから時代を超えて残 されたメッセージや現代を生きる自分や現状について思いを巡らせるきっかけとする。

「モチーフから想像する作品の世界と作者の思い」(小学校向け)

<ねらい>
ねらい1:モチーフに込められた意味を自分なりに感じ取る。
ねらい2:それぞれのモチーフから作品全体を捉え、作者の思いを考える。

「鑑賞で広がる世界とわたし~『今』をつなげる美術のいとなみ~」(中学校)

<ねらい>
ねらい1:分析的な視点で作品画像を観察し、作品が表すものを想像する。
ねらい2:作品の背景を踏まえて、作品に込められたメッセージを考える。

活用事例

学校名:
幼保連携型認定こども園 たちばなこども園/有家たちばなこども園
プログラム名:
オンライン鑑賞プログラム「アロージョさんの作品をみてみよう!」
授業実施日:
2022年12月13日(火)14日(水)(60分間×2回)
対象(学年)・人数:
年長児 計18名
教科・科目:
なし
学校名:
社会福祉法人共栄福祉会 桜が丘保育園
プログラム名:
オンライン鑑賞プログラム「アロージョさんの作品をみてみよう!」
授業実施日:
2023年7月18日(火)(40分間×2回)
対象(学年)・人数:
年長児 計20名
教科・科目:
なし

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